top of page
めひらくひらめき
~アートと薬からみる発想転換の方法~
中川晋作(大阪大学教授・薬学)×鈴木康広(アーティスト)


見方が変われば、世界も変わる。私たちの思考や行動はつい“常識”や“慣習”に縛られて、目の前にあるもの・ことの可能性や本質を見逃してしまいます。少し視点を変えてみると、違う景色が見えるはず。
従来の薬の概念を超え、貼るワクチンや細胞医薬のような、より効果的に病に効き、副作用の少ない薬を研究する中川晋作さんと、柔軟な発想から生まれたイメージを、身近なものを使って作品という形に具現化し、新鮮な驚きと思索の種を生むアーティスト鈴木康広さん。鮮やかにその“常識”や“慣習”から解き放たれる瞬間を知るお二人の対談を通して、視点をずらす方法やその先に見えるもの、アイデアを形にする方法や発想の源に迫ります。
日時:2014年3月21日(金・祝) 17:30~19:30
場所:萬福寺
ゲスト:鈴木康広(アーティスト/武蔵野美術大学空間演出デザイン学科専任講師/
東京大学先端科学技術研究センター特任研究員)
中川晋作(大阪大学大学院薬学研究科教授)
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
企画製作:CSCDワーキングメンバー(小林傳司・神里達博・木ノ下智恵子・久保田
テツ・辻田俊哉・山内保典)
知デリ学生スタッフ(安藤歴・佐々木啓・鈴木寛和・鄭実香・鳥居大嗣・
中谷和生・宮内天士・米田千佐子)
*ゲストプロフィール*
鈴木康広(アーティスト)
1979年静岡県生まれ。アーティスト。2001年NHKデジタル・スタジアムにて発表した、公園の回転式遊具を利用した映像インスタレーション『遊具の透視法』 が年間の最優秀賞を受賞したことをきっかけに、国内外の多数の展覧会に参加。代表作に《まばたきの葉》(2003)、《ファスナーの船》(2004)、《空気の人》(2007)など。作品は美術館にとどまらず、パブリック・スペースや空港、商店街、海など様々な場所に飛び出している。一番好きな言葉は「まばたき」。現在、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科専任講師、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。
本人ウェブサイト:http://www.mabataki.com/
中川晋作(大阪大学大学院薬学研究科教授)
1959年、奈良県生まれ。大阪大学大学院薬学研究科教授、博士(薬学)。 アカデミックな世界に身を投じるきっかけは、「研究はロマンの追求である」という恩師の言葉。恩師の座右の銘、「仕事をするからには一流であれ。一流であるために努力することに激烈であれ」に刺激され、ロマンを求めて激烈に研究に打ち込んできた。趣味は、日曜大工。専門は、Drug Delivery System研究。 主な研究テーマは、癌免疫療法と経皮ワクチン。2004年日本DDS学会永井 賞、2008年CRS Jorge Heller Journal of Controlled Release Best Paper Award
研究室ウェブサイト:http://www.phs.osaka-u.ac.jp/homepage/b011/cell.html
bottom of page