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気づきのデザイン
~見えない「町」の魅力が見えてくる~
小松正史(京都精華大学准教授・音響生態学)× 松村真宏(大阪大学准教授・経済学)


あなたが普段暮らしている「まち」。ふとしたきっかけで、それまで意識することのなかった、魅力的な姿に気づくことはありませんか?今回は、人と「まち」との新たな関係作りに取り組まれている二人の専門家をお招きします。
身の回りにある音を軸に、環境全体を見つめなおすことで、そこに隠れているものを気づかせる「サウンドスケープ論」の小松正史さん。そして、人の意識や行動を少し変えることでフィールドの魅力に気づかせる「フィールドマイニング」の松村真宏さん。
地域に密着したお二人の研究活動を紹介し、手法の違いや共通点、活動の動機やそれぞれが目指すものなど、お二人の対談を通して、その思いに迫ります。また、ピアニストでもある小松さんのミニコンサートも予定しています。
このプログラムを通して隠れた「まち」の姿に目を向けてみませんか。
日時:2008年11月7日(金) 18:00~19:45
場所:大阪大学21世紀懐徳堂多目的スタジオ
ゲスト:小松正史(京都精華大学人文学部社会メディア学科准教授)
松村真宏(大阪大学大学院経済学研究科准教授)
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
企画製作:CSCDワーキングメンバー(小林傳司・木ノ下智恵子・久保田テツ・
春日匠・仲谷美江)
知デリ学生スタッフ(石田峰洋・石井恵理・開地祐子・坂根遼・鋤納有美 子・中津嘉隆・橋本亮・松本ひとみ)
協力:大阪大学21世紀懐徳堂
*ゲストプロフィール*
小松正史(京都精華大学人文学部社会メディア学科准教授)
音環境デザイナー・環境音楽家・ピアニスト。1971年、京都府宮津市生まれ。
大阪大学大学院工学研究科博士後期課程(環境工学)修了。博士(工学)。研究領域では、音響生態学(サウンドスケープ論)、環境心理学を専攻。ピアノ即興演奏、CD制作、映像音楽を実践。また、京都タワー展望室をはじめとする公共・商業空間の音環境デザインを実践。現在、京都精華大学人文学部社会メディア学科准教授。
本人ウェブサイト:http://www.nekomatsu.net
松村真宏(大阪大学大学院経済学研究科准教授)
1975年、大阪生まれ。大阪大学大学院経済学研究科准教授。えびす男選び@阪大坂の監督。博士(工学)。工学系の学部・大学院を卒業し、専門は計算機科学。人間行動や社会現象の分析とモデル化に取り組んでいる。データを計算機で解析するアプローチに限界を感じ、数年前から、人の意識や行動を少し変えることでフィールドの魅力に気づかせるフィールドマイニングにも取り組んでいる。
研究室ウェブサイト:http://mtmr.jp/
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