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ほんとらしさのホント
~語る身体・踊る言葉~
金水敏(大阪大学教授・国語学)×いいむろなおき(マイム俳優)


両手のてのひらを開いて肩まで上げれば「びっくりしている」ように見え、漫画で白衣を着た老人が「~じゃ。」と話せば「博士だ」と思う。実は不自然だけれど、自然に受け取ってしまう「ほんとらしさ」。普段の暮らしにも隠れている「ほんとらしさ」の秘密をのぞいてみませんか?
今回の知デリでは、国内外で活躍するマイム俳優・いいむろなおき氏と、役割語研究の第一人者・金水敏氏をゲストにお迎えし、お二人の対談を通して、身体と言葉を出発点に "相手に伝える・伝わる"仕組みの「ホント」を探ります。
日時:2012年3月20日(火) 18:00~20:00
場所:萬福寺
ゲスト:いいむろなおき(マイム俳優)
金水敏(大阪大学大学院文学研究科教授)
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
企画制作:CSCDワーキングメンバー(小林傳司・木ノ下智恵子・久保田
テツ)
知デリ学生スタッフ(落合智弘、岡直哉、鈴木寛和、新倉奈々子、濱崎杏 子、松延徹人、米田千佐子)
制作協力:NPO recip[地域文化に関する情報とプロジェクト]
*ゲストプロフィール*
いいむろ なおき(マイム俳優)
パリ市マルセル・マルソー国際マイム学院卒業。1998年、拠点をフランスから日本へ移し「いいむろなおきマイムカンパニー」の名称で活動を開始。舞台公演、ワークショップや指導、マイム演出、海外フェスティバル参加等、幅広く活動中。2005年(H17年度)文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。文化・芸術のオリンピック「世界デルフィックゲーム」即興マイム部門2009年金メダリスト。2011年(H23年度)兵庫県芸術奨励賞受賞。
金水 敏(大阪大学大学院文学研究科教授)
1956年、大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科教授。東京大学大学院修士課程修了。大阪女子大学講師、神戸大学文学部助教授等を経て現職に至る。博士(文学)。専門は日本語の文法史および役割語の研究。編著書に『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店、2003)、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、2006)、『役割語研究の地平』(くろしお出版、2007)、『役割語研究の展開』(くろしお出版、2011)他。
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