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ないものにふれる

~触覚からみえる世界~

伊庭靖子(美術家)× 安藤英由樹(大阪大学大学院准教授・情報科学)

 テレビが皺まで映し出す時代、見たり触ったり嗅いだりしなくても、「映像を見る=ホンモノを知っている」と思っていませんか。

 

 「さわる」ことを見つめ直せば、気づかなかった日常が現れるかもしれません。クッションや器など、身の回りにあるものの「質感」に注目した絵画作品を発表している伊庭靖子氏と、「触覚の錯覚」を研究しつつ、新しいメディア体験が出来る展示物も発表する安藤英由樹氏のお二人をゲストに迎え、「さわる」ことから、私たちと身の回りの世界を捉えなおす120分のトークプログラム!

日時:2010年1月30日(土) 16:00~18:00

   プレイベント:15:00〜15:45

場所:アップルストア心斎橋 2Fシアター

ゲスト:伊庭靖子(美術家

    安藤英由樹(大阪大学大学院情報科学研究科准教授)

主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)

企画製作:CSCDワーキングメンバー(木ノ下智恵子・久保田テツ・小林傳司・仲谷美江)

     知デリ学生スタッフ(石井恵理、石田峰洋、岡直哉、川西遥、鋤納有実子、

     鈴木竜太、西尾真由子、野口結衣、橋本亮、松本ひとみ、森下和彦、米田千佐子)

     

*ゲストプロフィール*

 

伊庭靖子(美術家)

1967年京都府生まれ。美術家。クッションや陶器など身近なものの質を確認するための試みとして、それらの写真をモチーフに油彩やパステルなどで制作。近年は模様のあるものを描き、質の現れる場を探っている。2001年文化庁在外研修員としてニューヨークに1年間制作滞在。VOCA展奨励賞、京都府文化賞奨励賞など受賞。2009年個展(神奈川県立近代美術館鎌倉)、グループ展(資生堂ギャラリー「椿会2009」)等に出品。現在、成安造形大学准教授。

 

 

安藤英由樹(大阪大学大学院情報科学研究科准教授)

1974年、岐阜県生まれ。大阪大学大学院情報科学研究科准教授。平成11年愛知工業大学大学院工学系研究科修士課程修了。NTTコミュニケーション科学基礎研究所などを経て、現在大阪大学大学院情報科学研究科准教授。博士(情報理工学)。感覚運動情報工学、VR、錯覚を利用したインターフェースの研究と制作に携わっている。平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞(「Touch the Invisibles」)。2009年Ars Electronica INTERACTivEART部門、HONORARY MENTION受賞(「Watch Me!」)。

 

© 2014 by 知デリ

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