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「ゆらぎ」ながら、生きる       

四方哲也(大阪大学教授・情報科学)×岩下 徹(舞踊家〈即興ダンス/山海塾舞踏手〉)

 私たちは「ゆらぎ」ながら生きています。そして、「ゆらぎ」は私たちの内だけでなく、広く社会の中にも存在しています。そう、この世界には、「ゆらぎ」が満ちています。では「ゆらぎ」とは、一体何なのでしょうか?

 

 今回はゲストとして、生命の進化の過程に潜む「ゆらぎ」を研究する四方哲也氏と、「ゆらぐ」身体に対して、最もシンプルな即興ダンスを追求する舞踊家の岩下徹氏をお招きします。お二人の対談を通して、サイエンスとアートという異なる立場から、「ゆらぎ」の意味と可能性を探ります。

日時:2013年3月7日(木)19:30~21:30

場所:萬福寺(南堀江)

ゲスト:岩下 徹(舞踊家〈即興ダンス/山海塾舞踏手〉)

    四方哲也(大阪大学大学院情報科学研究科教授)

主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)

共催:萬福寺(南堀江)

企画制作:CSCDワーキングメンバー(小林傳司、神里達博、木ノ下智恵子、久保田       テツ、辻田俊哉、山内保典)

     知デリ学生スタッフ(佐々木啓、鈴木寛和、鳥居大嗣、中谷和生、新倉       奈々子、濱崎杏子、松延徹人、米田千佐子

制作協力:NPO recip[地域文化に関する情報とプロジェクト]

     

*ゲストプロフィール*

 

岩下徹(いわしたとおる)

1957年生まれ。ソロ活動では<交感>(コミュニケーション)としての即興ダンスの可能性を追求。1982年筑波大学第1学群人文学類哲学専攻中退。1982~1985年石井満隆ダンスワークショップで即興を学び、1983年ソロ活動開始。かつて精神的危機から自分のからだを再確認することで立ち直ったという体験を原点とするソロダンスは、等身大のからだひとつで立つことから始まり、場との交感から生まれる即興として踊られる。1986年より山海塾の全作品に参加。1989年より滋賀県/湖南病院(精神科)で「ダンスセラピーの試み」を継続実施中。日本ダンスセラピー協会顧問。京都造形芸術大学、桜美林大学、神戸大学、滋賀県立総合保健専門学校非常勤講師。

http://iwashitatoru.com/

 

四方哲也(よもてつや)

1963年生まれ。1989年Beckman Research Institute City of Hope研究員、1991年大阪大学大学院醗酵工学専攻修了・工学博士、1991年大阪大学助手、2002年助教授を経て、2006年より現職。大阪大学大学院生命機能研究科教授(兼任)、2009年より科学技術振興機構ERATO動的微小反応場プロジェクトの総括も務める。専門分野は生物物理学、進化生物学、ゲノム生物学。主に、生物が進化したり、共生関係を築くプロセスの解明や人工細胞の構築に取り組んでいる。

http://www-symbio.ist.osaka-u.ac.jp/

 

© 2014 by 知デリ

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