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あいまいみー
~アート×細胞×ワタシ~
大﨑のぶゆき(アーティスト/愛知県立芸術大学准教授)×吉森 保(大阪大学教授・生命機能研究科)


「私ってなに?」考えれば考えるほど、曖昧になっていく<私>。私たちは当たり前のように「自己」があると考えていますが、本当でしょうか?感覚でとらえている<私>と現実の<私>の間にある「ずれ」を出発点に、細胞生物学の分野において、細胞が自らを食べることで分解と生成を行う「オートファジー」(自食作用)を研究する吉森保氏と、自身の持つリアリティの不確かさから「自己」を見つめなおし、私たちが当たり前と考えている「自己像」を揺るがすような作品の制作を行う美術家の大崎のぶゆき氏をお招きし、普段は意識されない曖昧な自己に迫ります。
日時:2014年8月29日(金) 19:00~21:00
場所:アートエリアB1[京阪電車なにわ橋駅地下1Fコンコース]
ゲスト:大崎のぶゆき(アーティスト/愛知県立芸術大学准教授)
吉森 保(大阪大学大学院生命機能研究科教授)
主催:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)
アートエリアB1[大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪電気鉄道(株)]
企画製作:CSCDワーキングメンバー(小林傳司・神里達博・木ノ下智恵子・久保田
テツ・辻田俊哉・山内保典)
知デリ学生スタッフ(安藤歴・佐々木啓・鈴木寛和・竹花藍子・鄭実香
鳥居大嗣・西口暖乃・宮内天士・山本遊・米田千佐子)
*ゲストプロフィール*
大崎のぶゆき(アーティスト、愛知県立芸術大学准教授)
1979年静岡県生まれ。アーティスト。2001年NHKデジタル・スタジアムにて発表した、公園の回転式遊具を利用した映像インスタレーション『遊具の透視法』 が年間の最優秀賞を受賞したことをきっかけに、国内外の多数の展覧会に参加。代表作に《まばたきの葉》(2003)、《ファスナーの船》(2004)、《空気の人》(2007)など。作品は美術館にとどまらず、パブリック・スペースや空港、商店街、海など様々な場所に飛び出している。一番好きな言葉は「まばたき」。現在、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科専任講師、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。
本人ウェブサイト:http://www.mabataki.com/
吉森保(細胞生物学者、大阪大学大学院生命機能研究科教授)
1959年、奈良県生まれ。大阪大学大学院薬学研究科教授、博士(薬学)。 アカデミックな世界に身を投じるきっかけは、「研究はロマンの追求である」という恩師の言葉。恩師の座右の銘、「仕事をするからには一流であれ。一流であるために努力することに激烈であれ」に刺激され、ロマンを求めて激烈に研究に打ち込んできた。趣味は、日曜大工。専門は、Drug Delivery System研究。 主な研究テーマは、癌免疫療法と経皮ワクチン。2004年日本DDS学会永井 賞、2008年CRS Jorge Heller Journal of Controlled Release Best Paper Award
研究室ウェブサイト:http://www.phs.osaka-u.ac.jp/homepage/b011/cell.html
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